2026/02/17 20:48

Okushiri blueに輝く宝島奥尻島の恵み
北海道の南西部、江差町の沖合の日本海に浮かぶ奥尻島。島の魅力は“宝の島”とも称される豊かな自然とその恵み。
特にOkushiri blueと呼ばれる透明度の高い海は、北の厳しい気候のもと、うまみが濃厚なウニや肉厚のアワビなどを育んでいます。

奥尻島は面積が140km、周囲が84kmほどの離島で、島のほとんどがブナの原生林をはじめとする山林で覆われています。その海岸部に2100人余りが暮らし、漁業などが盛んにおこなれています。
手つかずの自然が多く残っており、それらが織りなす美しい風景や、25m下まで見通せるOkushiri blueの海が大きな魅力。
奇岩「鍋釣岩」をはじめ、観光スポットも島内に点在し、マリンレジャーやフットパス(※)など体験メニューも多彩なことから、春から秋にかけて多くの観光客が訪れます。
※フットパスとは、森林や田園遅滞、町並みなど、その地域に昔からある風景を楽しみながら歩くこと。
島へのアクセスはフェリーか飛行機で。北東部の奥尻地区に江差町と結ぶ奥尻港が、南部に函館や札幌(丘珠)と結ぶ奥尻空港があり、民宿を中心に宿泊施設も充実しています。

奥尻島沖は日本海の北方と対馬海流の南方の海が出会う好漁場。また、Okushiri blueに輝く海岸線は入り組んでおり、ウニやアワビが生息するには最適の条件となっています。こうした海の幸に恵まれた島であるため、昔から”宝の島”“夢の島”ともいわれてきました。
島で獲れる海産物の代表がウニ。キタムラサキウニという種類で、色が淡く"白ウニ”とも呼ばれるもの。上品なあまみに特徴があり、寿司ネタなどに使われています。漁期は7月上旬から8月上旬の1か月ほど。ぜひ生で味わいたいOkushiri blueからの贈り物です。
北海道に多いエゾアワビと呼ばれるアワビも絶品。日本海の冷たい荒波で育つため肉厚で身が引き締まり、うまみがギュッと凝縮されています。また、「凍眠」という機器で鮮度を保ったまま瞬間凍結させ通信販売もおこなわれています。
沖合では南の海から北上してきたスルメイカもたくさん獲れるほか、ホッケやタラも“浜”を賑わせます。

奥尻島では環境問題にも取り組んでいます。奥尻島の若い漁業者が所属する「ひやま漁業協同組合青年部奥尻支部」を中心とした「ブルーカーボン」活動といわれるもので、2025年に農林水産大臣賞を受賞しました。
ブルーカーボンとは、海底に蓄積されるCO2のこと。大気に放出されたCO2は海中の海藻類が光合成をおこなう際に吸収。貯め込み留めることから、一定期間、CO2が除去されます。これに着目し海藻類を養殖する活動が世界的に起こっています。
ひやま漁業協同組合青年部奥尻支部でもこの動きを見て養殖を開始。次世代にOkushiri blueの海をつなぐため、積極的に取り組んでいます。
環境省サイト



